みえない火は見えますか?
- 2018.11.27
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髪の後ろに火がついていたなら、危ない!と火を消そうとしますが、
見えない火が頭から出ていても、
そのままにしてしまう。
そんなことが、今ここ脳から見れば誰もが起きているのです。
無限の可能性から、
過去の経験を通して脳は、
自分という存在に小さな枠をつけて、そこから出られないようにします。
自分は愛されていない存在なんだとか。
自分は責められる存在なんだととか。
自分は1人で頑張らないといけない存在なんだとか。
どんなに愛されて育った人も、
100パーセント自分の欲求が環境から満たされることは難しいので、
何かしらの不足感や、制限がかかるようになります。
本当はそうではないのにも関わらず、そう思ってしまうのです。
なぜ、自分を小さな枠にはめて出られなくする仕組みを持っているのかも、
理解ができた時にはとても大事な機能なことはわかるのですが。
普段は無意識に動くので、
本人もそんな決めつけのオリの中にいるとは気がつきにくいのです。
本当は存在しない決めつけのオリから、
新鮮な今ここを、
新鮮なあなたを、
火で自ら燃やしてしまうようなものなのです。
Googleで人材開発していた方の本を読んでいて、
面白い例えがありました。
マネージャー業務をする上で、
一度計画したことをリセットする能力が大切だけれど、
固定概念が邪魔をしてしまう話の例えです。
チームメンバーがマネージャーに、
「すぐ後ろで火事が起きているので、逃げないと」と話しますが、
マネージャーは
「そんなことはいいから、計画についてさらに話しましょう」という。
日常で、そんなことがよく起きているよと。
チームメンバーがマネージャーに、
「その計画見直しが必要な気がするんです・・・」というけれど、
「そんなことはいいから、計画の進捗状況を話して」という。
本当に火がついていたなら、
誰もが危ないと認識できるけれど、
見えない火(固定概念)を認識することは難しいことです。
常に物事は流れているのに、
過去の固定概念、先入観があり見えなくなることで、
今ここが死んでしまうのです。
私はそれがとても勿体無いし、
それが当たり前のままに人が未来に行くことは悔しいことだと思っています。
変化は、
今ここから。
あなたの勇気から。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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