今日、認識のプチセミナーに受講された方が
「もしペンが実在がしないなら、私の過去も問題もクリアしそうな気がする。」
と、気づきを話してくれました。
その時、とても嬉しかったんです。
実は私もこの技術と出会った時に同じことを感じた時があったから。
26歳の時の私は、
当たり前のように「自分に問題がある」ことに無意識から確信した状態で、
日常のいろんなことに考えを巡らせていました。
それが当たり前すぎて、
問題のある私をどうクリアするのか?を考えている自覚もないまま、
悩むことが、今思えば普通だったんだと思います。
そんなポカポカ陽気なある日、
忘れることができない、感動の大きな事件が起きました。
この世界が実在しないこと、
つまり、絶対にあるものではなく、
ある条件がバックアップしていて、
あるように見えていることが、
化学的な観点とつながって理解できて、
イメージできて、
心から納得した後に、
一人で道を歩いていました。
習慣てすごいので、
いつものように、
私に「問題がある」からそれを解決するために
何げなく考えを巡らせたその瞬間に、
私の考えから、ツッコミが入りました。
「ちょっと待って。」
そもそもこの世界は実在しているんだっけ?
問題があると思う私は実在しているの?
その瞬間、この世界は実在してないことの論理とイメージが立ち上がってきて、
自然と、綺麗に考えが静かになりました。
初めての経験でした。
なんの問題もない、
何も決めつけもない、
可能性だけがある今こことの出会い。
力が抜けたリラックした状態と同時にくる、
さあ何しようか!?と自然と湧いてくるワクワク感。
その時、ようやく戻ってこれたんだなと感じました。
懐かしい感じがしたんです。
まだこの世界への決めつけをしていなくて、
見えるものを純粋に見ていた子供の頃のシンプルさ。
人は、経験を積むことでたくさんのことを「知る」ことができるけれど、
その経験によって、
知ってしまったこを忘れられないし、
未来を怖がってしまったり、
先入観を持ってしまったりもする。
「知れば知るほどに」
「知った」と思うことと、どう付き合うのか、
という課題を抱えることでもあるんです。
今までは問題を感じたり、発見したら、
その問題がある大前提で、
どう解決するかを考えてきたと思います。
実在とは、どんな条件でも変化しないことですが、
もし、この世界が実在しないとしたら、
もし、ペンが実在しないとしたら、
もし、過去が実在しないとしたら、
問題と思っていた大前提が 『解消』 されていく。
この世界に何の重みもない
今ここ、新しい今ここがある。
それ以上でも、それ以下でもないスッキリ感。
このスッキリ感は、格別なんです。
頑張って、悩みを解決する変化のイメージから、
この世界が実在しないことを知ることで、
心置きなく問題が解消されて、
スッキリ感を味わう変化のイメージを知ってもらいたいと思っています。
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