最近、人間関係の改善がない中での企業の成長はないと感じていらしゃる方と、
打ち合わせをさせて頂きました。
組織のジレンマ2つ
トップダウンを変えたい人たちが、いま移行してる組織モデルは家庭型のフラットな組織です。
トップダウンからフラット家族的な組織へ
経験年数関係なく、お互いが自由に意見を言えるので、
一見良さそうな感じがします。
けれど、
秩序がなくなってしまい馴れ合いになってしまうことも。
ある方の言葉を借りると、
「烏合の集」になってしまうことも。
また、
意思決定をするポジションの人達が、すぐ近くにいるのにコミュニケーションがない
その結果、ケアレスミスが起きてしまう
その原因はなに?
観点は、みんな違う
観点は、みんな不完全
その課題をそのままに、
自分が持ってる専門職の能力のアップを図ってきた今までがあったけれど、
この課題を横に置いたままでは立ち行かなくなってきた今の時代
チームを構成するメンバーが、
自分の経験からくる観点に固定されたままの状態では、
相手への決めつけやこそからくるあきらめなどを超えて、
意見を循環することも、
まっさらな状態から新しい秩序を主体的に作っていくことも難しい。
もちろんそれぞれの専門スキルを上げていくことも大事なことだけれど、
それと同じくらい、
時にはそれ以上に大切なこと
研修の打ち合わせの中で、
『観点の違う人間がチームプレーできるための人間力と人間関係力の成長なんだ』、
と言うことに共感する場が持てたことは嬉しい驚きでした。
自らの固定した観点に気づき、認識でき、超えていくプロセスは、
1人ではできません。
もちろん、その人の意思がとても大事ですが、
環境もとても大切です。
人の変化は、
色んな出来事を通して、現場で自らの認識と相手の認識に気がつきながら、
その人のタイミングで一気に安定的な変化へと移行していきます。
今までの場・組織から新しい場・組織に移行する海作りにチャレンジしていく上で、
課題の根本原因と、そこから変化を作っていくプロセスと、そこに向き合う姿勢を、
どれくらい共通認識取れるのかがとても大事だし、
その話ができる時間は、最高の時間だなと思いました。