今回の企業の研修でeN gameというコミュニケーションワークをしてみて、
感じたことを今日は書きたいと思います。
いくつかあるのですが、
その中の2つに絞って書きます。
❶心の中に言葉を持っていない人は、いない
普段、特に仕事という環境では、
思いつきで話すよりは、
考えてから話すことが多いと思います。
考える前に話す仕掛けをしているコミュニケーションワークを取り入れてみて、
たとえ普段あまり喋らない人も喋ることがないのではなく、
心にある言葉が、
体の外に出にくいだけなのだと改めて感じました。
1人目2人目と話す人がチェンジしていく内に、
研修会場の熱気が高まっていく会場。
あちらこちらから、聞こえてくる様々な声や笑い声も。
集中してるように見える人もいれば、
楽しそうに話す人もいるし、
たとえ気だるそうに見えても、中には実は熱いものを持っている人もいる。
心の中に言葉を持っていない人は、いない
1人1人の中にあるまだ言葉にならない思いや、
本人も気づいていない価値観を、
人と交流することで出会っていく、
そんな日常が当たり前になっていくことが、
人を生かしていく基本だなと、
改めて確信を持たせて頂く機会になりました。
今回、会場を全体の様子を見させて頂くポジションだったからこそ、
感じ取れたなと思います。
今回の反応を通して、
もっと話しやすいテーマの方が今回は良かったかな?とやってみて
見えたこともあり、
さらに次に活かしていきたいと思いました。
❷始まるコミュニケーション
コミュニケーションがズレる背景として、
そもそも共通の土台から喋ってると思ってしまうけれど、
実は、1人1人バラバラの土台から出会っていること。
同じ会社に所属していても、
同じ地域に住んでいても、
同じ環境で育っていても、
全く同じ経験をした人はいない。
にもかかわらず、うっかり共通の土台にあると思ってしまうことから、
コミュニケーションはズレていくという内容を共有させていただきました。
そもそもズレる原因の脳の仕組みや、
マインドフルネスの話も交えながら理解を深めていく流れになりましたが、
詳細は、こちらのブログで。
今回頂いた反応で、
「今まで、相手と共通の土台を作ろうとして
コミュニケーションをしてきていなかったからこそ、
共通の土台を持とうと意識することを通して、
普段何気なくしているコミュニケーション、
相手の話を聞くこと、
自分が相手に話すこと自体を意識して行おうと思った」
という声を頂いて、
実はコミュニケーションというものを、
小さい頃に学んだりしていないので、
漠然としている現状がよく見えて面白いなと感じました。
これから、コニュニケーションは始まるのだなと。
コミュニケーションも、
一歩引いて見てみるとそこには、
シンプルなメカニズムがあります。
相手の話を0になってきく。
自分の話を、勝手な考えで制限せずに∞話す。
そうすることを通して、
相手のことを理解することと、
自分のことを理解してもらうこと
その繰り返し。
シンプルだからこと見逃しやすいことが、
相手のありのままを自分が理解できているのかの確認と、
自分のことをそのまま相手が理解できたのかの確認、
その確認を通して、
双方がお互いの立場を理解した共通の土台に立てるのです。
簡単ではないので、
楽しみながら練習することがポイント。
共通の土台を作ることを意識することで、
今までよりもスムーズにいくこともあれば、
共通土台を持つことの難しさに直面することもあると思います。
私は、難しさを感じることがとても大事だと思っています。
共通の土台を作ろうと意識することを通して、
今まで見えていなかったことが見えてくること、
そして、
うまくいかない難しさを感じる時に、本気の質問が生まれます。
この質問こそが、
本当の共通の土台を作るための一歩になるからです。
人間共通の課題、
共通の土台を作ることができない根本の課題、脳の機能
この脳の機能を超えたところにある共通認識がはかれた時に、
私たちは、
違いをクリエイティブに使うことができるコミュニケーション、
関係性のマンンドフルネスに行くことができます。
関係性のマインドフルネスが当たり前の『コミュニケーション』へ。
共に、新しいコミュニケーション文化のある未来を創って行けたら嬉しいです。
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