お久しぶりのブログです。
すっかり秋らしいひんやりとした空気になりましたね。
今日のタイトルは『一瞬の認識経験をつかめ!』
私たちは、脳を使って毎日考えています。
その脳の特徴とは?
・部分だけをとる
・違いだけをとる
・部分と違いだけをとって記憶した過去の経験と今ここをつなげてとる
端的に言ってしまうと、
私たち人間は、部分と違いだけをとる機能を使って経験したことを記憶して、
自分の過去の経験(自分オリジナルの観点)と
無意識で今ここの日常をつなげることから逃れられないのです。
それを聞くと窮屈な気がする方もいらっしゃるかもしれませんが、
現在地がわかること=変化の鍵なので、
実は嬉しいことなのです。
そして、
さらに、
日常的に無意識で使ってきた自分オリジナルの観点を掴めるようになったら、
変化の始まりです。
自分と同じ観点を持っている人は、
この世界に一人もいませんよね。
これって、よく考えるとすごいこと。
だから、
日常は違う観点との出会いの連続なのです。
違いは時に、気づきや喜びになるけれど、
自分の観点を握ってるままなので、
決してリアルな相手と出会うことはできないのです。
相手=相手オリジナルの観点
だから、理解ができなくて、苦しくなって、
葛藤したり、腹が立ったり、我慢したり、最終的には諦めたりする心が、
見えないけれど、
社会の中には溢れているのです。
職場も、家庭も、パートナーとも、友達とも。
そして何よりも、
自分の観点が無意識のままだと、
自分の観点に、
自分の感情も、考えも、行動も左右されてしまう。
まるで暴れ馬を一匹買っているように
だから
自分の観点を掴めることは技術であり、能力なんです
さらに、
その観点から出る技術を習得した方の次のステップは、
観点から出た認識経験を掴むこと!
目に見えないし、
観点の外に出た一瞬の認識経験を育てていくためには、
その新しい経験に言葉をつけてあげることがとても大事。
言葉にすることで、
新しい感覚
観点の外の感覚が馴染んでいくのです。
目に見えない認識の変化とは、
自分の中の決めつけ、周りへの決めつけ、周りからの決めつけから
いつも自由になって過ごす
知恵なのです。
究極のメンタルヘルスです。
だからこそ、
せっかく技術を習得して、
出ることができるみなさんは、
出た瞬間の認識経験を掴んで、
育ててくださいね。
飛行機が10秒しか飛べなかった時もありましたが、
その10秒を大切に育てた結果が、
今の航空産業になっているのですから。
今日もお読みいただきありがとうございました。