なぜ働いている人の鬱が増えているの?それは新しい「働くこと」からのプロポーズ

人生のたくさんの時間を費やす仕事場で、

年々鬱になってしまう人が増えていることに心を痛めていて、

『赤尾さん、どうして鬱は増えているんだと思いますか?」と聞かれたことがあります。

 

社会人1年目、2年目、3年目、30代、40代、50代と

会社から求められることが変化していく中で

価値と収益をあげる力だけではなく、

その人の人生が豊かになっていくような働き方が増えて欲しいのに、

現実はどんどん鬱になる人が増えてしまう現状に悔しさの疑問であふれていました。

 

その姿を見て、学生の頃を思い出しました。

大学生のときインドネシアのバリにホームステイしていたある日、

 

同じ年代の男の子と、どちらの国の方が幸せなのかという話になり、

バリの男の子は、日本だ!といい、

私は絶対バリだ!

熱い会話になっていきました。

 

バリの男の子から、

日本人は仕事を選べるからとバリより幸せだというを聞いてなるほど!

と思う反面、でもね、

日本では鬱が増えてるんだよ!と私も負けじと反論しました。

物の貧困も問題だけど、

上手く言葉にはできないけれど、

心の貧困もわかりづらいけど深刻だし、怖い感じがしていたのです。

その時の私には、

立ち振る舞いが堂々としていて、

バリの人たちがカッコよく見えたのです。

 

一見豊かなはずなのに、

日本には何が起きてるの??という疑問があふれて、

なんとも言えない感情

今から社会に出ていく日本の社会に対して

悔しさや何かを掴み取りたい感情が湧いて、

日本は鬱が増えてるんだよって感情強めになっていました。

その熱量に押されてか、

バリの男の子は「わかったわかった」とその場をとりあえず納めていましたが笑

 

あの頃は訳がわからなかったけれど、

今は我慢のチームプレーや関係になっているからだと感じています。

 

今は資本主義だから、

色んな意見がある中で、

仕事場ではお金のある人(経営者やポジションが上の人)が意思決定する力を持つので、

従う機会が多くなります。

 

いつの間にか自らの意思ではなく、合わせていくことのストレスやプレッシャーを感じる日々

心が硬くなってしまって、さらに質問ができない

確認ができない、報告ができない

そんな悪循環になってしまうこともあるのではないか。

 

一人一人が未熟があるまま自信感がある状態で、

チームの単位を自分と思う感覚で遠慮なく、

分からないことは質問したり、

疑問に思うことは確認したり、補い合う。

 

何気ない会話の内容が、思いも寄らないアイディアが生み出されたり、

無駄と思っていたことにも無限の価値が潜んでいることを実感しあえる。

そんな、些細なことの価値を最大にしあえる関係性。

それができることがわかるからいつも自然体でいられる。

日常のリラックスしたモードで働くことが当たり前になる。

 

「働く」をイメージしたときに、

この光景が当たり前になっていくことが必要だし、

個人で頑張る個人主義のパラダイムから、

チーム・協力関係で成し遂げていくパラダイムへと

変化が求められている時代に移行してきたと思います。

 

時代が大きく変化する足音が、聞こえてますか??

ご興味ある方がいらっしゃったら、ご連絡いただけたら嬉しいです。

 

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