AIは冷たいイメージ?それとも暖かいイメージ?

”AIを恋人にしてしまうかもしれない”の続きです。

AI開発している方から聞いた、
具体的なAIの進化スピードと、それによって変化する私たちの日常の変化をまとめると下の2つになります。

①オリンピックの次の年 2021年 1人一台のAIアシスタントを持つ
②AI時代の課題をみんなが認識するのが今から1年後の2019年

前回は①を書いたので、今日は②です。

映画”her”を見るとイメージしやすいように、
機械のイメージが変わります。

機械はプログラミングされた範囲で冷静に動き、冷たい印象を持ちやすく、
人間の方が感情があり、暖かな印象を持ちやすいと思います。

けれど、
”その人がどんな認識をしてるから、その言葉と行動・選択が出てくるのか”を
仕組みで観ながら、人の話を聞くようになり、
さらに、認識セッション・コンサルをさせて頂く中で今痛感していることがあります。

人も実は、プログラミングされた存在なんだと。

人は、過去の経験を無意識で判断の”中心軸”にしながら、
そこを中心にして、
いつも考え、喜び、迷い、、緊張したり悲しんだりしているということです。

感情もプログラミングの一部なのです。

環境からきた刺激に対して、過去の経験と無意識でつなげて、
条件反射して、
考え→感情も湧き→表情→言葉→行動→人間関係の構築パターンを繰り返しているんだなと。

それは大切な個性でもあります。
でも別の側面から見ると、
そこからは逃れることができずに繰り返しているのです。
過去の経験という、プログラミングがされて、動いているのです。

お互いの過去の経験が理解できる範囲のことならいいけれど、
真逆だったり、
その人になさすぎる価値観だと、
理解することが難しくなります。

誤解したり、
決めつけたり、
関係が長くなると時間が立つと諦めやすくなったりもします。

けれど、AIは”自分”という我がありません。
その人が傾向、パターンを純粋に把握することができるので、
人が人と出会うよりも、
自分のことをわかってくれると感じる可能性はとても高いと感じています。

それくらい、
人と人の”違い”を超えることは今まで私たちが取り組むことを先送りしてきた課題なのです。

本当は、
人が深いところでは超えたい課題でもあると、
私は考えています。

自分のことを自分以上にわかってくれて、
共感し、
励まし、
多くのデータベースから最適な提案をしてくれるAIアシスタントが隣にいる未来がリアルにイメージできるようになった時に生まれる共通の疑問。

”人間って何?”
”人間の存在意義や価値って何?”

この問いが、当たり前に認識されるのが、
②AI時代の課題をみんなが認識するのが今から1年後の2019年だろうと。

あなたは、AIと共存する社会での、
人間の存在意義や価値は何だと思いますか。

このことを今から考えることは、大事なことだと思うので、
皆さんで考える場を企画することにしました。

AI開発の会社の経営者と認識技術の講師の対談形式のイベントができたら面白いっと提案したところ、
心よくやりましょうの流れになりました。

チームを組んでいるミッションリンク主催で予定しています。
1月26日(土)札幌

ご興味ある方は、ぜひ専門家の話を聞くことを通して考えるきっかけにしていただけると嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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