頭に”ツボ”かぶってますよ

相手のことを大切したいし、理解したい。

人の個性を活かすリーダーシップがとりたい。

自分の考えてることを、スムーズに伝えるにはどうしたらいいのだろう。

せっかくの人生だもの、楽しみたい。

今ここを、味わい尽くしたい。

 

「このようなこと大切にしたい」と思う人、いませんか?
そんな方が私は大好きです。

でも、ちょっと待ってください。
隣の人と話してるつもりだけど、
なにか、かぶってますよ。

あなたも、相手の方も。

そう、過去の経験という先入観のツボ。
同じ日本語を話して会話してると思いやすいけれど、

相手は
“赤色の経験からくる基準”のツボの中
私は
“緑色の経験からくる基準”のツボの中
そして、
もう隣の方は
“黄色の経験からくる基準”のツボの中


みんな、違う色のつぼをかぶっているようなもの。

言葉に結びついてる、経験と繋がったイメージ(色)は、みんな違う。

“無意識に幼い頃に決めた基準”のツボの中からしか、
今ここを認識できないのです。

それが脳の仕組みだから。

脳は、足し算をする機能。
だから、引き算はできません。

建て増しはできるけれど、
解体ができないのです。

今までは、
たくさん経験すること、
学ぶこと、
知ること、
覚えていることは、
とても価値がありました。

皮肉なんだけれど、
頭に情報が入るほどに、
その情報を土台にして出会うから、
先入観が入ってしまうのです。

知ったり、経験したりするほど、
無意識で先入観を作ってしまうジレンマを、
人は抱えている。

その情報は人によって違うから、
知るほどに、

人の意見に対して、
”それ違うと思うな”と判断が厳しくなったり、

聞いてるつもりで、
”自分の経験したことを確認しているだけ”で、
実は相手の世界観を受け取れていない。

そんなことは、
よくあることだと思います。

それが人と人との疎通を妨げていってしまう。

これからは、
AIがたくさんの事を知り、
その上で発想することをしてくれる。

人間は、いままで使ってない機能を使うときです。

それが、
“経験というツボを脱げること”

これは、これから求められる大切な能力になると思います。

経験するほど、
先入観も蓄積してしまうジレンマを超えて、
今ここと出会い続けることは、

終わりなく、
新しいメッセージを受け取ることだし、
自分の中から
メッセージが湧き出てくること。

自分も創造し続けるし、
人との関係性も創造し続けていけること。

さらには、
時代という大きな変化ともチームプレーしていくことなのだと、
最近つくづく噛み締めています。

全てが創造し続けられることが当たり前の社会が、
未来からチラッと、
顔の覗かせていますよ。

そろそろ、つぼ脱いでみませんか。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

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